e-Learningコンテンツ制作
研修講師として、もどかしいのは自分のスケジュールが埋まるとそれ以上のご依頼に対応できなくなることです。
でもこのスタジオで研修コンテンツをe-learning化するようになって自分の研修プログラムの色々な面に気づけています。
リアルの場でなければ伝えきれないテーマを実感したり、反対に、e-learningでの解説で十分伝わる内容もあります。最近は、集合研修と一緒に事前課題と終わった後の課題として2~3種類のe-learningを撮影し、研修と組み合わせて提供することが多いです。
事前にある程度の知識を入れてきてもらうことでリアルで集まってディスカッションや対話をすることの意味が強調され、より有意義な研修が実施できるようになっています。受講者の方々からもそのような声をいただいています。スケジュールだけに縛られず、いろんなコンテンツを開発したいと思っています。
マニュアル制作
私達は社内システムの利用方法をパンダスタジオで映像化し、社内で視聴できるようにしました。とにかく、社内システムといっても旅費精算などの申請管理からe-learning等の教育管理、回覧事項のようなもの、お客様の声を共有するような機能スケジュールや会議室の調整など、いろいろと機能があるんです。
機能の一部はグループ会社とも共有しているものなので、問合せの数がすごかったんです。ちょっとでも機能がバージョンアップしようものなら、1週間くらいはずっとその対応です。おまけに同じことを何度も訊かれ、マニュアルはわかりづらいと文句まで(苦笑)今では、問合せが入っても、その機能についての映像を視聴するように知らせればいいので、とにかく、その対応時間が劇的に減りましたね。
これまでは分厚いマニュアルを作ってたので操作説明をやじるしで示したり、赤枠をつけたりととにかく面倒でしたが、今回は、本当にシンプルに、私達担当部署のものが操作しながら、一つ一つの機能について解説しただけなので、準備も片づけも不要でした。
解説の練習もしていませんよ、多少言い間違っても、その場でいいなおしています。機能をひとつずつ説明しているので、本数はかなりありますが、その分、修正が入った時は、その映像だけ作り直せばいいので、メンテも楽です。あの、何年も使っていた、誰も見ない分厚い文書マニュアルはなんだったんだ!って思います。
自社Webへの組み込み
今では動画で紹介するのは当たりまえの時代と環境になっていますから当社からのお知らせは何でも動画にしています。
当社のサイトを見てくださる方にとって「わかりやすい」というのはもちろんですが、Facebookページなどでも、シェアしてもらいやすくなったと感じます。どの映像も、ほんの3-4分です。新しいサービスのご案内から、業界ネタ、実績解説などいろいろです。
パンフの情報をいっこずつ映像にして、私たち社員の口から直接お伝えできている、という感覚でしょうか。若手社員も楽しみながらネタを考えて、どんどん撮影しています。